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会社設立日・経営占いトップ > 事例 > 事業承継をするタイミングはいつがいいでしょうか(薬局の事業承継)
今の日本の多くの中堅・中小企業は承継者の不在を問題として抱えています。外的な条件だけで考えても、法律面の問題、相続税の問題、経営面の問題など、多くの問題が存在します。それに内的な条件である人の感情が絡んできますので、なかなか簡単ではありません。
そこで、四柱推命では、事業承継の適切な運勢のタイミングを見つけます。運勢が良い時であれば、事業承継をやろうとすれば、自然にそのような流れになりますし、逆に運勢が悪い時であれば、必死に事業承継を準備しようとしても、なかなかうまくいきません。
では、どんなタイミングがいいのでしょうか?事業を承継する側は再出発や分離を表す運勢の時が良く、事業を相続する側は地位を得る運勢の時が良いのです。
被承継者の側に出てほしいのが「比肩」です。比肩は、分裂や新しい出発などを意味します。被承継者が比肩の運勢を持つと、今まで取り組んでいた事業から新しい出発がしたいという気持ちを引き出し、事業承継を促すようになります。
事業を承継する側に出てほしいのが「官星(正官と偏官)」です。官星は、社会的な地位を得るという意味合いがあります。承継者が官星を持つことによって、被承継者から事業を引き受ける動きを持つことができます。
事業承継を考える時に、被承継者が「比肩」の年はいつか、承継者が「官星」の年はいつかを見分けるのが非常に大切になります。
S氏は、1927年生まれ、父の代より薬局を営み、老舗といわれる店舗を経営していました。S氏は官印両全の命(図A①)とよばれる推命学上のよい命式の持ち主で、社会性もあり、経営能力も優れた方です。非常に昔気質で人望も人徳もある方で、健康にも恵まれています。
① 官印両全の命 | 偏官と偏印の、官星と印星がそろう命式 社会的な活躍を意味します |
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② H21年 | 比肩の運勢の時で、事業承継には非常に良いタイミングでした |
その方が、そろそろ長男に後を譲りたいと相談に見えたのは2008年劫財の年でした。今年、引継ぎを行うと多少のごたごたがあるとアドバイスし、2009年(図A②)はS氏にとって比肩の年で、この年は職場上において進退を快意する時ですと、アドバイスをしました。
S氏の運勢は、79歳~84歳は比肩、劫財の6年間で、経営も思わしくなく体力も限界を感じるようになられていたのです。息子さんを見ますと、2009年は偏官冠帯(図③・下の図)という年になり、仕事を引き継ぐ絶好の時でした。
③ H21年 流年 | 偏官冠帯偏官という年 事業承継においては良いタイミングでした |
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しかし、その時は社長であるS氏が、もう少し頑張ってみるとして、先送りされてしまいました。そして2015年にS氏が他界することで、事業承継となりました。急であったことに加えて、この年は息子さんは倒食の年でもあって、大変な時、苦労の多い年となりました。
本来、事業承継のタイミングは、被承継者は比肩の年がよく、承継者は官星の年がいいのです。このお二人にとっては2009年が絶好の時でした。実際、その後のS氏の息子さんの苦労を考えると、事業承継のタイミングを見定めて、そこで着実に進められるようにした方が結果としてよかったと感じています。
四柱推命では、以上のように、被承継者の運勢と、承継者の運勢が合致するタイミングを見定めてアドバイスすることができます。ただでさえ事業承継は、様々な内容を準備していく必要がある内容ですので、早い段階で事業承継のタイミングを見定めて、準備をされることをご提案します。
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